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2009年9月13日 (日)

絵画ギャラリー(269) Soma淳さんのPC画2点

Photo Soma淳さんからの投稿の続きです。
「何年も前に、パソコンを買った頃に初めてペイントで描いた絵です。
どうみても、幼児のような絵ですが、笑って見逃してやってくださいませ」

―― ほのぼのとした温かい雰囲気の作品ですね。赤い風船が効いています。こんな風景の場所に行ってみたいです。(TK)

 続いては、少し趣を変えた作品(右)
「こんにちは。TKさん。
 なんとなく描いてたら、こんな抽象画?になりました。
 ところで、癒しと色彩の歴史を紐解くと、非常に興味深いものがありますね。ゲーテの色彩観、「人間は色彩を見ると大きな喜びを感じる」とし、「どんよりと曇った日に太陽が・・・ひとすじの光を射しはじめ、色彩を甦らせるときの解放感を思い出していただきたい。色彩を帯びた宝石には病を癒す力があるとされていたのは、この言い表しがたい深い自足感のせいかもしれない」。(色彩論:高橋義人他訳)Photo_2
 ゲーテの色彩観を受け継いだのは、人智学者ルドルフ・シュタイナー(1861年~1925年)であり、彼はゲーテの色彩観をさらに発展させ、緑、桃色、白、黒を霊的な世界観の基本に据え、さらに黄は霊の輝き、青は魂の輝き、赤は生命の輝きとして、それらの色によって、人間は霊的な世界へ昇華できるとした。
 日本では、精神病理学者の岩井寛(1931年~1986年)が、ゴッホやピカソの絵画の色彩の分析、精神病患者の絵の研究等により、人間の深層心理と色彩の関係を探り続けた。
 そしてアメリカの心理学者にしてカラーコンサルタントとして活躍したデボラ・T・シャープは、老人むけの看護ホームや病院の色彩は、原色とパステルカラーを混ぜて装飾すると良いとし、高齢者たちの恐怖や不安からの解放を試みている。
 以上、「色のしくみ」新星出版社参照。
 すいません、TKさん。突然小難しい話をしてしまって、ごめんなさいです。失礼いたしました。
From Soma淳」

―― 色について興味深いお話を紹介してくださって、ありがとうございました。よく勉強されていますね。
 「色彩と癒し」は、じっくりと研究してみたいテーマです。精神と色彩の関係が分かるようになると、自分で描いた絵を見て、客観的に自分自身の心の状態を知ることができるかも知れませんね。「絵画と癒し」の関係の解明にもつながる興味深い分野です。
 あっ、絵の方も神秘的な感じでステキですよ。どんどん投稿してくださいね。(TK)


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