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2009年1月20日 (火)

自由な家庭人 ~橘曙覧にみる理想の姿

 橘曙覧の影響で独楽吟を詠い始めて、はや10日ほどが経った。
  入浴中、寝床の中、朝、最寄り駅に向かう歩行中、電車の中など、歌が思い浮かんだ時に、覚えておいて、なるべく早く『日時計日記』にメモしたり、携帯電話のメモ機能を使って書き込んだりしている。そして、毎朝、一人暮らしをしている母に、自作の独楽吟(短歌)を含む短いメールを携帯電話から送るのが日課になってきた。
 今朝も褒め上手な母から、「素晴らしい心境の高い、おたよりや短歌を有難う。心が和み元気がでますね。又どんどん短歌を待っています」と携帯メールで返事が届いた。母の側にいてあげられないもどかしさは今もあるけれど、絵手紙を描いて送ることや、短歌を届けることなど、自分にできることで少しでも母に元気と喜びを与えることができればと思う。

 また、独楽吟を詠うようになって、「私にはこれだけたくさんの楽しみがある」という事実に気づき、驚いてもいる。それらの「楽しみ」は、歌をつくる前にもあったのだろうけれど、それを“楽しみ”と認めることで、私の“幸せ感”は確実に増したように思う。
 実際、凹むことがあった時、独楽吟を詠じて眼を明るい方向に転じ、気分が晴れたこともあった。橘曙覧さまさまである。

 私が橘曙覧に親近感を抱くのは、彼が“家庭人”として生きながらも、学問や短歌づくり、書などの芸術表現活動を通して“自由人”を同時に生きているからだ。いわば、“自由な家庭人”だ。これは、私の目指すべき理想の姿であり、彼の生き方にどれだけ励まされたかわからない。「私も思い一つで、それが可能なのだ」と意を強くした。

 私が橘曙覧という存在を知り得たのも偶然ではないような気がする。知るべくして知った。それほどの縁を感じる。
 しかしながら、私の“楽しみさがし”はまだ始まったばかりである。
 いつの日か、橘曙覧のように、“楽しみさがしの達人”“幸せさがしの達人”と呼ばれるようになりたい。

 小関 隆史

 2009年1月20日


【参考資料】

『楽しみは ――橘曙覧・独楽吟の世界――』(新井満・編著、講談社、1200円)

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