ブログ内検索

« TKの独楽吟(19) 09/02/10 | トップページ | TKの独楽吟(20) 09/02/11 »

2009年2月10日 (火)

『作歌のヒント』(永田和宏著、NHK出版)を読んでいます

 最近、短歌にハマっている私は、書店で見つけた『作歌のヒント』(永田和宏著、NHK出版、1400円+税)という本を今読んでいます。
 著者は京都大学の教授で、歌会始の選者でもある方です。
 私のような入門段階の読者にとっても、読みやすい良書だと思います。短歌を始めたいと思っている人は、ぜひこの本をお勧めします。私は母親にも、この本を送りました。
 作歌のポイントが、短い言葉で紹介されていたり、有名な歌人の言葉、有名無名を問わずたくさんの短歌が紹介されている点も、気に入っています。
 今朝は、「実相に観入して自然・自己一元の生を写す。これが短歌上の写生である。斎藤茂吉『短歌写生の説』」なんて言葉が引用されていて、ドキッとしました。

 次に、私が読んだところから、参考になった「作歌のポイント」を少しだけ紹介します。(以下はすべて著者の言葉の抜粋)

 ●日常のなんでもない事物、なんでもない風景をおもしろがってみよう。
  →歌は人が気づかないような「どうでもいい」ことに気づくかどうか、これがとても大切だと思うのです。 
 ●発見は、目にした対象の発見ではない。そのように常識を離れてものを見ることのできる「自分の発見」なのだ。
  →発見は、目にした対象の発見ではないのです。そのように常識を離れてものを見ることのできる「自分の発見」「私の再発見」なのです。これが作歌における発見のもっとも大切なところだと私は思っています。こんなふうに見ることのできる私がいる、こんなふうに感じることのできる私がある。そのような、これまで気づくことのできなかった新しい<私>に出会える。表現を志すものにとって、これほどの喜びがあるでしょうか。

(引用終わり)

 特に最後の1行の言葉は、私の胸に響きましたね。
 絵を描く時に感じる「発見の喜び」とまったく同じだと思いました。

 小関 隆史

 2009年2月10日
 

« TKの独楽吟(19) 09/02/10 | トップページ | TKの独楽吟(20) 09/02/11 »

エッセイ」カテゴリの記事

TKの本棚」カテゴリの記事

コメント

私は今、写メ俳、写メ独楽吟にはまっていますので、とても参考になりました。ありがとうございます。

野の花の精さん

 記事が参考になって、良かったです。
 野の花の精さんも、独楽吟も詠まれているのですね、すばらしい!

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/224674/44016214

この記事へのトラックバック一覧です: 『作歌のヒント』(永田和宏著、NHK出版)を読んでいます:

« TKの独楽吟(19) 09/02/10 | トップページ | TKの独楽吟(20) 09/02/11 »

喜びの投稿SNSサイト

フォト

日時計シリーズ


おすすめサイト

  • Seicho-No-Ie Artist Association

姉妹ブログ


  • 光のギャラリー ~アトリエ TK(新しいウィンドウで表示)

光のリンク

☆ ニュース ☆

無料ブログはココログ