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2009年9月30日 (水)

「第10回絵手紙・絵封筒を描こう!」における講話(3) ~感じたままを素直に表現する

感じたままを素直に表現する

 感動ある生活を送るための第1番目に大切なことは、感覚優先モードに切り替える事。第2番目に何が大事かというと、「感じたままをそのまま素直に表現する」こと。これが実は、絵手紙を描くコツでもあるんです。「感じたままをそのまま素直に表現する」っていうことがすごく大事なんですね。
 これに関する部分が説かれたところを紹介します。テキスト『自然と芸術について』の47ページをちょっとお開きいただけますか? 『新版 幸福生活論』をお持ちの方は318ページに書いてありますね。「いのちといのちと触れ合っていのちを表現したのが芸術である」って言うことですね。その真ん中辺のところを読みます。

 そういう具合に、いのちといのちと触れ合って、いのちを表現したのが芸術である。先ず芸術家が無我になって対象に対して自分のいのちを投げかける。そして対象のいのちと一つになって対象のいのちを自己に摂取してそれを表現するのである。(『自然と芸術について』47ページ)

 これはどういう事かと言いますとね、私が今日持ってきました「カラスウリ」。面白いでしょ、このカラスウリ。これは、私の同僚の方が趣味で農園をされてるんですけれども、草刈りをしていてこのカラスウリを発見して、そのまま捨てるんじゃなくて、「小関さんに持っていったら絵手紙描くんじゃないかな」と思って職場に持ってきてくれたんです。それで、これを見てたらですね、同じカラスウリの実でも色が違ってね、両方きれいでしょう? 緑の実は緑の美しさがあり、このオレンジ色の実は、オレンジの美しさがあって互いに引き立てあってますよね。これを見て、「ああ、きれいだなぁ」って感じるわけです。このいのちが。このカラスウリのいのち、カラスウリのいのちは、いわばここに現れているわけですよね。その現れているカラスウリのいのちを私が「ああ、きれいだな」と思うことによって、私のいのちがカラスウリのいのちと触れ合ってるんです、ここで。感応しあってるんですね。そして「きれいだな」と私が思ったその思いを絵に描くとそのいのちが表現されることになる。そこに客観的にね。で、それを見た第三者が「小関さんはカラスウリのこういう色の対比を美しいと思ったんだな」と思って、絵手紙なんかをもらった人に私の感動が伝わるわけです。絵手紙を通して。

 それでここが大事なんですけども、じゃあ、普通のこういうビンとか、一見、死物――いのちが無いと見えるもの――に対してはどういう気持ちで描いたらいいか、ということもこの『自然と芸術について』には分かりやすく書いてあるんですね。今日は時間の関係でかいつまんで説明しますと、この容器だったら容器を作った人がいるわけです。設計した人がいる。それで、これはですね(と言って、踊るようなおどけたポーズをとった玩具の“仏像”を掲げる)、先日ちょっと子供たちと、遊園地に行った時にゲームをして入手した景品です。面白いでしょ、仏さんがなんかこんな風におどけてますけど、「つっこみ如来」って言う、これ懐中電灯なんです(笑い)。これ“意味優先”だったら懐中電灯なんてこんな形にデザインしませんよね。遊び心があるからこういう形してるんです。

 でね、やっぱりその物にもね、それぞれの作者のいのちが表現されてるっていうことがこのテキストに書かれてるんですね。それはどういう事かというと、このオリーブオイルのビンだったら、オリーブオイルらしい色をしてますでしょ? グリーンの濃い。そこにこういう反対色である赤い帯のラベルが貼ってあって、その上にはオリーブオイルのイラストが白地に深いグリーン色で描いてあって、なんかステキじゃないですか。一目見て、「ああ、いいなぁ」と僕は思ったんです。家の食器棚にあったんですけれども。そうした時に、作者のいのちと私のいのちがここで触れ合う。そういうことなんです。
 こちらの仏像型懐中電灯は、これを企画・デザインした「みうらじゅん」っていうタレントさんと私のいのちが、私が「あぁ、おもしろいな」と思うことで触れ合ってるんです。それを感じたままをそのまま素直に表現すればいいんですね。絵手紙や絵封筒で。
 今日は、私が後ろに用意した、落ち葉や花、置物などの中から、皆さんが気に入ったモチーフを選んでいただいて、絵を通して感動を表現していただきたいと思っております。
(つづく)

小関 隆史

2009年9月30日

【参考資料(テキスト)】
『自然と芸術について』(谷口雅宣著、生長の家刊)

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