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2011年2月27日 (日)

「いや、まて…」の教え

 最近、出版の仕事の関係で、童話や絵本などの児童文学に親しむ機会が増えてきた。今朝は、ふと通勤電車の中で、かつて小学校のころに読んだ児童向けの物語のことを思い出した。その本の書名は忘れたが、鮮明に残っているのは、小学校で展開される物語で、担任教師が「井山(いやま)」という名字だったことだ。そのいやま先生は、子供たちに、こんなことを教える。
『みんな、腹がたって怒ったりケンカしたくなったときは、先生の名前を思い出すんだよ。「いやま」って。それに「て」をつけて、「いやまて(待て)」と。それから15秒数えなさい』

 なんかダジャレみたいな話だけど、これがカッとなった子供たちを落ち着かせる有効な指導となり、クラス内のケンカも減ってみんなが仲良くなる…という話だった。

 この話は、短気だった少年時代の私の心にも深く残り、腹立ちを覚えた時になんどとなく「いやまて…、1、2、3、4、5…」と心を落ち着けたことを思い出す。

 児童文学は、幼い真っ白な子供たちの心に鮮烈な印象を与え、時にその子の人生を左右する影響を与えることを思う時、子供たちに与える書を大切に選びたいとの思いを新たにする。
 物語を創作する場合も同様である。



小関 隆史

2011年2月27日

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