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2011年3月15日 (火)

被災地より帰宅

ブログをご覧の皆さまへ

 3月10日以降、本ブログの更新が滞っておりましたが、実は、3月11日の午後2時から、岩手県一関市で月刊紙の取材をしている最中に、大地震に遭遇しました。
 その後、取材をさせていただいていたYさん宅、Yさんの親戚宅に身を寄せ、電気、水道、ガスなどの供給がストップした中で(プロパンガスは2日目から使用可能に)、夜はローソクの火を頼りに3日間、被災地で生活していました。水は、近くの公民館で必要分、分けてもらえました。
 避難所での生活を余儀なくされる方の多い中、私は民家で灯油ストーブや練炭の掘りごたつなどで暖をとりながら過ごすことができ、しかも、食事も十分にいただけましたので、とても恵まれていました。
 特に、2日目の夜を過ごしたYさんの親戚宅は、築100年を超える旧家で、プロパンガスを使用した炊飯器、練炭の掘りごたつ、反射式灯油ストーブ、黒電話など、いずれも電気が止まっていても使えるものばかりで、一見旧式の家財道具が、危急の際にどれほど役に立つのかを思い知らされました。
 現代社会においては、電気がないと使えないものが家の中に満ちていて、通常は便利な反面、今回の災害のように何らかの事情で電気がこなくなった時には、とても困ってしまいます。そうした電気に頼り切る生活を見直すべきだと、今回改めて思いました。

 私は、被災地を離れる際に、申し訳ない気持ちがしました。それは、残された皆さんが、依然として電気や水道が止まっている中で忍耐の生活をされていたからです。それは東京に戻った昨日から今日にかけても同じ思いでした。それが今日の夜になって、「電気が付きました!」とのメールがYさんから私の携帯に届きました。喜びにあふれた内容でした。まだ水道は止まったままですが、電気が届けば随分と生活し易くなるので、大きな前進です。
 Yさんの親戚の中には、まだ安否が確認できていない方がおられるとのことでした。
 余震もまだ続いています。
 被災地の一日も早い安寧を心からお祈りします。

 最後になりましたが、出張中に被災した私の安否を気遣ってくださった皆さまに、心から感謝申し上げます。

 小関 隆史

 2011年3月15日

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エッセイ」カテゴリの記事

コメント

お知らせ下さりありがとうございます。

お帰りなさい。ご無事で何よりでした。

>> 現代社会においては、電気がないと使えないものが家の中に満ちていて、……そうした電気に頼り切る生活を見直すべきだと、今回改めて思いました。<<

今、電気会社ではオール電化を宣伝していますが、電気が止まることを考えると考えものですね。太陽光発電装置があれば昼間はある程度電気が取れますが、太陽が出ていないと使えません。

一極集中は、色々な点で弊害がありますね。
私は地震の日、神戸に出張中で、家内は外出中だったので、娘を幼稚園に迎えに行けなくなり先生宅に一泊させてもらいましたが、それ以外は問題ありませんでした。

阿部 哲也

そうだったんですか、ご無事でなによりです。
私も帰宅難民になり当日より二晩避難所にお世話になりました。
今は自宅で過ごしています。
いろいろなことを経験し、とても勉強になります。

しじみさん

 気にしてくださっていたのですね、ありがとうございました。

阿部さん

 ご家族が無事で何よりでしたね。私も、当日は家族のことが心配でした。

>>一極集中は、色々な点で弊害がありますね。

 同感です。自然界の多様性のように、バリエーションがあっていいのだろうと思います。
 デジタルとアナログも然り。両方の良い面を生かす、そのバランス感覚が現代人に求められていると思います。

sophyさん

 無事を喜んでくださり、ありがとうございました。
 sophyさんも被災者だったのですね。ご無事でなによりでした。

>>いろいろなことを経験し、とても勉強になります。

 まさに経験は宝ですよね。
 ライフラインが途絶えても、ある程度は生きられる――そんなことが身をもって体験でき、東京の計画停電にも、「慌てなくてもいいよ」と家族にアドバイスしています。
 物心両面の備えは必要ですが、恐怖心を抱くことはないと思います。

ご無事でお帰りになられて本当に良かったです。多分どちらかに出張されておられるのではないかと思い、案じておりました。大変でしたね。ほっと致しました。

多くの方々のご冥福と被災地の皆さまに一日も早く復旧されますよう心よりお祈り致します。

ひな人形さん

 私のことを案じてくださっていたとのこと、ありがとうございました。
 生長の家でも被災地の皆さまにできることを考え、これから順次、発表していきます。
 どうぞ、よろしくお願いいたします。

ブログを今日拝見させていただき驚きました。
大変だったと思います。
不幸中の幸い、取材されたご家族の皆さまやTKさんが
ご無事で何よりです。
母もろうそくや灯油ストーブが活躍したと言っておりました。
一刻も早い復興を心からお祈り申し上げます。

いとまきさん

 お気遣いをいただき、ありがとうございます。
 いとまきさんの優しい心が身にしみました。
 東京でも計画停電が行われていますが、復旧がいつになるか先の見えない被災地の状況を思えば、不便さも苦になりません。
 今は被災地での懸命の復旧にあたっている人々に感謝しつつ、慌てず、自分に今できることを強く明るい気持ちで行っていくことが何よりも大切、と自分に言い聞かせています。
 コメント、ありがとうございました。

ご無事でなによりでした。
東京であれほどの地震だったので、東北の方はどれほどの恐ろしさだったかと思うと胸が痛みます。
被災地にいない私ですらこの一週間は、今まで感じたことのない恐怖と不安でいっぱいでした。
やっと今自分にできることは何か、考えることができるようになってきました。

この地震で人とのつながりの大切さを痛感し、地球(自然)に対する謙虚な気持ちが一層強まりました。

被災地のみなさんが一日もはやく普通の生活に戻れますことをお祈りしています。

chonさん

 無事を喜んでくださり、ありがとうございました。
 この1週間の不安だった気持ち、お察しします。でも、よくそれを乗り越えましたね。素晴らしいと思います。
 今は一人一人が被災地のことを思いながら、今できることは何かを自分に問いかけながら、同時に自分の目の前の仕事に真心を尽くすことが大事だと思います。
 今日も、ある家族を取材しながら、こんな時だからこそ、明るいニュースを皆さんに届けましょうね、と話してきました。
 生きる喜びや自然を讃える絵を、発信していきたいですね。

TKさん 大変だったんですね・・・ご無事でなによりです。

あの地震があってから なんだか自分の意見を書きこむ気力が全く無く、
Tさんのブログもご無沙汰していてもうしわけありません。

いまは皆様といっしょに 自分のできることをしていきたいと思っています。

被災地の皆様が心から笑える日が はやく来ますように がんばります。

ジョージさん
 やさしいメッセージをいただき、ありがとうございました。
 お気持ち、お察しします。
 自分にできることは限られているかもしれませんが、やれることからやるしかありませんよね。
 昨日、私の知人のミュージシャンも、チャリティーのライブを始めたと話していました。来場した人が、「テレビの報道を見て心が暗くなっていたけれど、気持ちが軽くなりました」などという主旨の感想を話していたようです。
 音楽や絵には、心を癒やす力があります。
 ジョージさんの作品で、きっと心が愛で満たされる人があると思います。
 誰に届くか分かりませんが、描いて、ネットで発信していきたいですね。

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