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2014年8月26日 (火)

“寄り添う”ということは

【今朝のごあいさつ 〜2014年8月26日】

 東日本大震災後、“寄り添う”という言葉をよく見かけるようになりました。
 寄り添うという言葉から私がイメージするのは、相手の傍らで同じ方向を向く、つまり相手と一緒に前を向いて歩こうとする感じです。
 昨日の朝、中学生の長男がタオルケットにくるまってなかなか起きようとせず、ようやく起き上がってからも、何かつらそうにしている。体が不調というわけではなく、精神的に落ち込んだ感じです。
「いつから気分が悪いの?」
「今朝から…」
 夏休みの後半から、低調気味で登校日も行きたがらなかったので、兆しはありました。でも、一昨日は本来の長男らしさが出てきていたので、安心していたのですが…。
 すぐに朝食のテーブルにもつかず、ぼーっとしているので、「まずは朝食を食べようか?」と促し、完食したのを見て、「食べられたね」と声を掛けました。
 それで、結局、学校まで私が付き添っていくことにし、背中を押すような感じで連れ出しました。
 手をつないで元気を送ると、ときどき、ぐっと強く握りかえしてくる時があり、彼が心の中で何かと戦っているように感じました。
 途中、何度か「もうダメだ…」とつぶやいたりして止まろうとするので、その都度、「お父さんがついているから大丈夫。先生に状況を話しておくね。ほんとうに辛かったら先生に言って帰らせてもらったらいい」などと励ましました。
 なんとかギリギリで始業時間に間に合い、私は職場へ。
 でも、半ば強引な感じで学校に連れていったことが、果たして彼にとって良かったのか…、机でうつぶせになっていはしないか…、などと気になり、昼休みに学校に電話を入れ、担任が不在でしたので学年主任に状況を伝えました。
 すると、「事情は聞いています。今は1年の中でそういう時期なのかな、と担任と話していたところです。午前中、様子を見ましたが、普通に過ごしています」とのことで、安心しました。
 夜になって担任から電話があり、1日学校で問題なく過ごせたとのこと。帰宅後も、きょうだいと仲良くカードゲームで遊んだりしていましたので、ほっとしました。
 わが家には学齢期の子供が4人いますので、次から次へといろんな変化が訪れてきます。個々の調子の波もあります。ですから、状況が良くないように見える時期があっても、長いスパンで変わることを考え、なるべく目の前に起こる出来事で、あせらないように心がけているのです。
 それでも、何か問題が起こっている渦中は、どう子供に対応したら良いのかを考えながら、試行錯誤しています。
 考えてみると、この人生の中で、「その子」の親になる経験は初めてなのですね。言ってみれば、私は親としての“新人”。戸惑うことは、当たり前のことなのです。だから、育児は育自なのですね。
 でも、つくづく有り難いと思うのは、子育てを通して学ぶことは、すべての人間関係に応用できるのですね。一人一人の個性を認める。一喜一憂しないで、長い目で相手の成長を見守るーー等々。子育てによって培えるであろう包容力は、何よりの財産だと思います。
 今日は、わが家での教育事例をさらけ出してしまいましたが、これからも、寄り添う気持ちで、常に「お父さんは何があっても君の味方だよ」というメッセージを子供たちに送っていきたいと思います。
 今日も、いいパフォーマンスができたな、とあとで振り返られる一日に!
 小関 隆史

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