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2014年8月31日 (日)

自分の色で咲く

【今朝のごあいさつ 〜2014年8月31日】

 おはようございます。
 今朝は「個性」について考えたいと思います。
 絵を描く上でオリジナリティというのはとても重要で、名を為したプロの多くは、その作品を見れば、ひと目でその方が描いた作品だと分かるほどの特徴(オリジナリティ)があるものです。
 でも、中には同じ人が描いたとは思えないほどの多様なスタイルの作品を生み出す人も。それもまた、その人の特徴です。
 自分を客観的に視るのはとても難しいことなのですが、私の場合、どちらかというと後者のタイプのような気がしています。マンガ風のイラスト、オーソドックスな風景画、抽象的な表現…等々、その時に表現したいイメージに最もふさわしいと思うスタイルを、自然に選んでいるように思うのです。結果、いろんな作品ができます。
 実は、そのことに少し悩んだ時期がありました。なぜ、自分のスタイルは統一していないのかと。もっとひと目で分かるオリジナリティが出せないものかと。でも、ある時、オリジナル、オリジナル…と、形にとらわれなくてもいいと気づきました。そんなこと気にせずに、自分が表現したいと思うスタイルで素直に描けばいい。オリジナリティや個性というのは、自然に表れてくるものだ、と分かったのです。
 
 子育てをしたり、管理職になったりすると、人を見て、こんなふうに育てたい、という思いがわいてきます。立場上、それは当然のことなのですが、それが押しつけになってはいけないと自戒しています。
 華道でも、花は野に咲くように生けるのが理想だと伺ったことがあります。そのためには、生ける前の自然観察が必要です。それは人間に当てはめた場合、コミュニケーションを通じて相手を知ることだと思っています。
 なかなか難しいことではありますが、「一事は万事に通じる」と思う時、私たちの日常のあらゆる行いの中に、すべての問題解決のヒントが隠されていると思うのです。

 私の職場の1本の木に、はや紅葉のツタを見つけました。涼しいとはいえ、まだ8月の末だというのに。早く色づいた上の葉を見た根っこ付近の小さな葉たちから、「もう色づいちゃったの? 待ってよ〜」という声が聞こえてきそうです。そう、それぞれに育つペースが異なるのですね。
 黄色い葉も、赤い葉も、緑の葉も、みんな美しい。それらが組合わさった全体もまた然り。

 今日一日、個々のかもし出す彩りを味わいながら、ゆったりとした気持ちで生きたいですね。

  小関 隆史
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