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2014年9月 9日 (火)

突然の良き訪問者

【今朝のごあいさつ 2014年9月9日】

 おはようございます。

 一昨日の早朝、今春から富山大学に通っている甥っ子のT君が私の職場である“森の中のオフィス”の見学に来る、とのメッセージがパソコンの画面に躍り出ました。

 驚き半分、うれしさ半分で、「了解しました…道に迷ったら電話してね」などと返信。はたしてT君は、予告時間よりも早く、午後1時半に自力でオフィスに到着。聞けば、最寄り駅から30分ほどかかって歩いてきた、とのことで、若いっていいな、と思いました。

 思い立ったらすぐに行動する、先の計画もあまり考えずに…という大胆な行動にも、若さゆえの直情を感じ、好感を抱きました。

 私は、いつも見学者を案内するように、ひと通りの見学コースを歩きながら、自然エネルギーをフルに使った「ゼロ・エネルギー・ビルディング」の仕組みを解説。彼は、緑の森に囲まれ、香しい木の香りが満ちるオフィスを、たいそう気に言ってくれたようで、「環境に配慮しなあかんということが良くわかるなぁ」「こんな素晴らしい環境のところで働けたらいいな」としみじみ語っていました。

 

 夜は一緒に食事をして、好きな数学者のこと、私の亡くなった父のこと、家族のことなどを語り合ったのですが、驚いたのは、この春に、私が彼に送った数学者の岡潔さんが著した2冊の文庫本『春宵十話』と『春風夏雨』について、ちょうど欲しかった本だった、と聞いた時。大学の数学科に入学した彼は、岡潔さんと小林秀雄さんの対談の本を読んで感激し、岡さんの文庫本2冊が新たに刊行されたという広告を見て、欲しいと思っていたそうなのです。それとは知らず私はその2冊を買って送ったわけで、心って通じ合っているんだな、と感心しました。

 

 それで、彼と話をしていると、好きな作家、哲学者などの好みが一致していて、しかも専門分野を軸に幅広く学びたいという志向もぴったりで、それにもびっくり。いろんな話をしていても驚くほど、話が合うのです。フィーリングが似ている。

 この夏、京都の妹に会った時に、T君の考え方や性質が「“森”のおっちゃん(私のこと…笑)」に似ていると、妹の家族の中で評判だと伺っていたのですが、その理由が分かったような気がしました。

 T君は、まだ20歳なので、人生は始まったばかり。数学の研究を深めたいということや、海外の人たちと交流を深めたい、ドクターを目指したい、などの夢と希望もたくさんある。それらを聞きながら、彼ならきっと一つ一つ実現できると心から思いました。

 二人だけでじっくりと話せた、一昼夜は、私にとっても実に濃密で、希望と励みをもらいました。もちろん、私の家族も喜んでいました。

 “森のおっちゃん”の職場環境、仕事の一端を見てもらえたことも、きっとこれからの彼の人生に何らかの影響を与えていくことでしょう。

 

 今日一日、さまざまな“出会い”に感謝しつつ、流れのままに充実した日をお過ごしください。 

小関 隆史(TK)

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