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2014年9月 4日 (木)

父のこと

【今朝のごあいさつ 〜2014年9月4日】
 おはようございます。
 毎朝、こうして皆さんにメッセージを書くようになって、変わったことの一つは、今日が何月何日かを明確に意識するようになったことです。
 実は、もう何日も前から、今日が私の父親の誕生日だなぁ、と思って過ごしていました。
 ただ父はもうこの世にはいません。はるか前、私が20歳の時に、52歳の若さで亡くなりました。
 自分がその父の年齢に近づくにつれ、「その若さ」を実感します。私の半生の中で、父との別れは特別なものでした。私の生き方を大きく変えたといっても過言ではありません。それほど私にとって特別な人でした。
 未熟だった私は父との別れを受け入れられず、深く落ち込み、暗いトンネルの中をさまよいました。試練の時でした。過食傾向にもなりました。
 でも幸いだったのは、祖母や祖父、母、妹、叔母と一緒に住んでいたこと、家業のクリーニング店を母と協力して続けなければならなかったことでした。大学に入学したばかりだった私でしたが、生活のために家業を手伝う必要がありました。とんでもなく忙しかったのです。深く沈みながらも走っていた感じです。母も私も「遺された家族のために…」の一心でした。
 その一方で、人間の死というものを切実に考えるようになりました。父はどこへ行ってしまったのか、と。その時出合った本が、アカデミー女優のシャーリー・マクレーンの『アウト・オン・ア・リム』でした。その本は、彼女が精神世界に目覚めゆく過程と、輪廻転生のことが書かれていて、夢中で読みました。
 その中で、人間の魂は肉体を離れても生き続けている、何度でも生まれ変わる、という真理が胸にしみ込んできたのです。
 そして、ふと家の書棚にあった『人生を支配する先祖供養』(谷口雅春著)に目が向き、それを読む中で、霊界には霊界の生活があるけれど、毎日時間を決めて先祖の名前を呼んでお経を誦げていると聞きにきてくれる、と書かれていて、早速実行しました。
 すると、2週間ほど毎日、父の名前を呼んでから聖経『甘露の法雨』という生長の家のお経を誦げていると、ある日、自分の声が父のもとに届いている、と感じられたのです。うれしかったですね。目には見えないけれど、父の魂は確かに生きている。そして、私自身の魂も生き続ける。そのことが、頭で分かるのではなく感得できた瞬間でした。
 私が家族のために働くことは、父の喜びでもあると思うと、家業を手伝えることがすなわち父親への孝行となる。大学を続けて絵を学ぶことを父は応援してくれているはず…などと、自分の生の中に「父の思い」が大きなエネルギーとなって注がれてくるようになりました。
 私の中から一切のあせりが消え、輪廻転生という壮大な学びのシステムの中で、今世における使命を果たせばいい。今を生きよう、と心が定まりました。
 今日という大切な一日、私は父を思いながら、父の愛を感じて、すべての人を愛する一日を過ごします。
 どうぞ、皆さんにとっても、愛に満ちた日でありますように。
 小関 隆史

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