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2014年9月 8日 (月)

苦手意識を克服する道

【今朝のごあいさつ 〜2014年9月8日】

 おはようございます。
 今日は人間関係についてお話します。
 最近、職場の役員の一人と通勤バスに乗り合わせた時、おもしろい話を伺いました。米長邦雄さんという長年、日本将棋連盟の会長を務めた方の話です。米長さんは健筆家で、将棋の本のみならず、人生の生き方について書かれた著作も多数ある方です。
 その米長さん曰く、プロの棋士(将棋の選手)として成功するには、食べ物の好き嫌いがあってはならない、と。どういうことかというと、ある食べ物についての苦手意識があると、「この相手は苦手だな」という対戦相手ができてしまい、その相手には、どうしても勝てなくなってしまうのだそうです。要するに、食べ物に対する苦手意識は、その人のメンタル(精神性)の象徴なのですね。だから、食べ物に限らず、人間関係を含むその他のことについても同様に苦手意識を生み出してしまう。根本の心(精神)は一つだからです。
 だから、米長さんは高校を卒業したばかりの弟子をとると、まず、食べ物の好き嫌いをなくさせる。嫌いな食べ物は、他人の2倍、敢えて食べさせるんだそうです。プロへの道はそれを克服することから始まる。なかなか厳しいものです。

 私はそこまでやれとは言いませんが、精神的な面からのアドバイスはできそうです。
 人間関係において苦手意識をもってしまうのは、悪口を言われた、批判された、たしなめられた、傷つけられた、など、「攻撃された」と受け取ってしまうことが要因となるケースがあると思います。だから相手の顔を見ると、そのことを思い出してビクッとしてしまう。
 では、どうすれば良いか。
 ステップ1は、相手の善意を信じることです。相手は自分のことを思って言ってくれた、と解釈すること。相手は自分の成長を期待してくれているんだ、という善意を感じ取るのです。

 いや、そうは思えない、という人は次のステップ2へ。
 今度は、相手の立場を想像してみます。なぜ、私にあんなことを言ったのか、と。そうすると、相手は、忙しくてイライラしていたから言葉がきつくなったのでは…、とか、ストレスを感じているんじゃないか、とか、相手自身が何かにおびえているんじゃないか、とか、いろいろ考えられます。
「攻撃は最大の防御」という言葉がありますが、人に対して攻める人というのは、実は攻められるのを恐れている。だから、弱い自分を守るために、先制攻撃をしている。そう思うと、なんだか少しだけ許せる気持ちになりませんか。
 そうやって相手の立場を思いやるという時点で、意識の面から言うと、ワンランク次元が上がっているのですね。同じ次元で物事を考えると衝突してしまうことも、意識の次元を上げることによって、衝突しない世界に出られる。物事を俯瞰できるからです。

 そして、さらに上の意識レベルを目指す人は、ステップ3へ。
 そこでは、完全に相手を許し、相手と一つになれる世界です。感情的にも相手を好きだと思えるようになる。そこが、人間関係における目指すべきゴールといえるでしょう。

 いや、私はそこまですぐには到達できません、とおっしゃる方も、心配はご無用です。ゆっくり時間をかけて、そこを目指すのです。大事なことは、今は許せない相手であっても、自分の心の中に相手と和解したい、できることなら相手を許せる自分になりたい、という願いを見いだし、その願い(思い)を持ち続けること。あきらめないことです。
 なぜ、苦手と感じる相手でさえ、できることなら仲良くなりたいと思えるかというと、心の深いところには、相手と共感し合いたいという強い願いがあるからです。だから、逆にしっくりいかないときは、もやもやする。

 それと、自分の思いを相手に伝えることが大切ですね。離れたところに住む人なら、手紙を出すとか、電話をかけるとか、メールを送るとか、表現手段はいくらでもあります。
 近況報告でもいいですし、「元気ですか」と相手を気遣う言葉でもいい。季節のあいさつでもいいので、それを続けること。そうすると、ひょんなことで再会したときに、きっと和解のチャンスが訪れます。

 人間は、意識の深いところでつながっていて、共感し合えるもの。そこを信じて、共感の輪をひろげていきたいものです。

 今日一日、“共感”をキーワードに、協力し、連携し合って、ものごとを進めてみませんか?

 小関 隆史

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