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2014年10月14日 (火)

地域で育てる「まちの保育園」(1)

【今朝のごあいさつ 〜2014年10月14日】
 おはようございます。
 今朝は、教育と町づくりの話題から。
 2014年10月11日付の『朝日新聞 be on Saturday』(朝刊と一緒に土曜配布)に、「まちぐるみの保育へ道を拓く」と題する興味深い記事が載っていました。
 若干34歳の保育園経営者、松本理寿輝(りずき)さんの話です。
 一読の価値がある記事ですので、興味がある方は、ぜひ、お近くの図書館で読んでみてください。以下は記事の要約。
 現在、松本さんは、株式会社「ナチュラルスマイルジャパン」を経営し、東京都の練馬区、港区、武蔵野市の3カ所で認可保育所を運営しています。主な特徴は、次の通りです。
(1)保育園にカフェを併設。昼間は、母親や祖父母世代、夜は会社員や、ワイン片手の「パパ会」。ガラス越しに園児の様子を見守ることができ、園のボランティア登録者が80人に。(練馬区)
(2)近所の陶芸家が園児の作品を焼いたり、能楽師が能舞台に招いてくれたり、その道のプロとふれあう機会も。
(3)園長にはベテランを採用。保育士とは別に、地域との“つなぎ役”となる職員「コミュニティコーディネーター」を採用し、地域に出向いて協力をあおぐ。
 松本さんの、自らの保育園にかける願いは、「子ども時代にまちのいろんな大人に関わってもらい、人生の土台が豊かなに築かれていく。同時に、無条件に人と人とをつなぐことができる子どもの力で、地域も耕したい」。
 こうした「まちの保育園」の設立で、まちも変わってきたといいます。練馬区の園の最寄り駅前で喫茶店を営む男性は、「若い世代など保育園に向かう人の流れができて、街に活気が生まれた」と。
 松本さんの高い志に対して、たくさんの強力なバックアップが生まれてきたのも、成功の秘密です。ナチュラルスマイルジャパンの取締役には、都教育委員も務める乙武洋匡さん、顧問には「臨床育児・保育研究会」代表で白梅学園大学長の汐見稔幸さんが名を連ね、保育園の運営に助言をもらっています。
 園の経営は3つまで、と松本さんは決めているように、自身が直接保育に関われる限界はありますが、すでに再開発を担う企業や自治体、保育を志す市民らの見学や相談が相次いでいることから、これから地域ぐるみで子供を育てる「まちの保育園」が広がっていく可能性が十分にあります。
 この「まちの保育園」の構想は、松本さんが一橋大学に在学中に、「まちぐるみで子どもの成長を見守り、保育園が地域福祉の拠点となる」という夢を描いたことから始まっています。
 現状の課題を克服して、より良い社会をつくるという高い志には多くの良き協力者が集まってくるもの。
 私たちも、たとえ最初は自分一人でも、理想を描いて歩みだすことで、賛同者が集まり、少しずつ社会を変えていくことができると思います。
 今回の事例は、その良いヒントを与えてくれているのではないでしょうか。
 今日も一日、夢に向かって、明るい気持ちで歩んでいきましょう。
 小関 隆史(TK)

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