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2014年11月18日 (火)

生け花にみる、人として生きる道

【今朝のごあいさつ 〜2014年11月18日】

 おはようございます。
 今朝、『中外日報』(2014年8月6日付)の華道池坊の次期家元である池坊由紀さんの記事を読んで、
生け花とは人として生きる道を実践することなのだな、と思いました。
 心に留った記事の内容は次の通りです。
(1)生け花のはじまりは仏前供花
   仏教伝来後、仏様を荘厳する方法の一つであった仏前供花が、芸術的に進化したものが生け花。
   昔の文章によると、花を一枝、一枝生けるごとに、家族の健康や国家の平安を願っていた。
(2)枯れた花にも華がある
   「植物にはありとあらゆる姿に命があって、輝きがある」という内容のことが、『専応口伝』(1530年頃)に書かれている。
   その精神を、池坊では現在、「枯れた花にも輝きがある」と解釈して伝えている。
(3)「いけばなは足でいけよ」
   植物がどんな状態で生えているか、どんな性質を持っているのかを実際に見て、「一つ一つの植物の成り立ちや個性を理解した上で花をいけなさい」という意味。
(4)「数少なきは心深し」
   生け花は花を生かすこと。植物はすでに形と命を持っているので、数少ない手の中で、そこに自分の思いを反映させつつ、さらに美しさを引き立たせることが大切。自分が伝えたいものは何かを整理し、凝縮して、数少ない手の中に深い思いを表現する。
(5)生け花は、芸術であり伝統文化
  「良いときも悪いときも、その家だけは生け花の伝統を守っていく」という「強い約束」が家元。一つの構成員が共通の価値観を持って、生活・行動していくことが文化だから、それを多くの人に伝える使命がある。
(6)次期家元であり、僧侶でもある立場として
   人間の力を超えた大いなる存在に心を寄せて、経済的・社会的だけでない「人知を超えた価値感」を知ることが重要。その上で、さまざまな価値観を持った人を通して、それぞれの宗教を知り、認め合い、理解し合うことが大切。
 以上、簡単に列記しましたが、生け花(華道)の精神は、万事に通じる、人として生きる道を説いていると思いました。
 特に、文化というのは、多勢の人が共通の価値観をもって生活し、実践していく中から生まれていくものであることを、改めて感じたときに、今後、クリーンエネルギーを生かした循環型の持続可能な社会づくりを進めていく上で、やはり、それが文化の基盤となるためには、賛同者を増やしていくことが大事だと思いました。
 一人一人が実践者で、かつ表現者、メッセンジャーになる必要がありますね。
 今日も、どうぞ、お元気で。

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