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2015年2月 2日 (月)

“いのちの森”を育む

【今朝のごあいさつ 〜2015年2月2日】
 おはようございます。
 山梨県は、県土の約78パーセントを森林が占める全国有数の“森林県”です。
 私の職場“森の中のオフィス”がある山梨県北杜市大泉町も、航空写真を見るとよく分かるのですが、八ヶ岳に向かって広大な森林が広がっています。
 同オフィスでは、太陽光発電(470kW)だけでなく、木質バイオマス発電(175kW)や木質ペレットボイラー(50万kcal)など、県内の森林資源(建築の端材などで作ったチップや、おがくずを固めたペレット)を活用した発電/発熱設備を備えているため、県庁をはじめ、木材関連業者やエネルギー関係の団体も、よく見学に訪れます。
 先日も、オフィスから30分ほど離れた「清里の森」の職員の方が見学に訪れました。
 清里の森というのは、樹木がたくさん育つ広い敷地の中に、森の音楽堂や美術館、レストラン、テニスコート、ペンションなどを備えたレジャー施設です。そこで、バイオマス発電や太陽光発電を導入することを検討しているので、“森の中のオフィス”を参考にしたい、ということでした。
 全国には4カ所ほど、大規模な木質バイオマス発電を導入している事例があるのですが、機械の故障などがあったりして運用がうまくいかず、フル稼働している事例は、“森の中のオフィス”以外ないと言っても過言ではないのですね。
 しかも、冬場の外気がマイナス15度にもなる厳しい環境の中で設備(機械)を運用しているのですから、参考にならないはずはありません。
 ご存知のように、森林はその成長過程でたくさんの二酸化炭素を吸収し、それを燃やして空気中に放出してもプラスマイナスゼロになりますから、温暖化ガスを増やさないことになります。しかも、木造建築などで木材を活用することは、樹木が吸収した炭素を木材の中に固定することになりますから、地球温暖化抑制にプラスの効果となります。
 ただし、樹木は成長してしまうと、二酸化炭素の吸収量が少なくなりますから、成長した樹木は伐採して資源として活用し、そのスペースで苗木を育て、成長過程の中でたくさんの二酸化炭素を吸収するという、森林を循環(世代交代)させることが大切なのです。
 そして、スギやヒノキなどの単一の樹種ばかりを植えるのではなく、ブナやナラといった照葉樹も植えて、もともとその土地で育っていた自然植生に近い森づくりをしていくことが理想なのですね。
 私は今、毎朝の祈りの中で、「山梨県の森林資源がますます有効に活用され、生物多様性を育む“いのちの森”が、県土全域に広がっておりますことを感謝いたします」と唱えています。
 そんな心からの願いを込めて、これからも自然エネルギー利用を勧めるスポークスマンになれるように、勉強していきたいと思います。
 今日も、どうぞ、お元気で!
 

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