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2015年6月23日 (火)

自然から色をいただく

【今朝のごあいさつ 〜2015年6月23日】
 おはようございます。
 昨日、職場の“森の中のオフィス”の受付を通りかかった時、ふと、オレンジがかった黄色のかたまりが目に入りました。
 見ると、たくさんのベニ花が銀色のバケツ(容器)に生けてありました。その黄色の鮮やかさに目を奪われ、思わず顔を近づけてしまいました。
 後で調べてみると、ベニ花からは、黄色と赤色の色素が抽出できるそうで、染物にも使われます。黄染は、黄色味がかった渋いグレーに、紅染は、鮮やかなピンクに、黄色と赤色の両方の色素を使うと、温かみのあるピンクに染まるようです。
 さて、近ごろ、わが家の菜園で採れたラディッシュやナスを調理に使っていると、それらを包丁で切ったときに、白いまな板に色素が少し染み出ることがあります。それが、ハッとするほど鮮やかな紫色やピンク色なのですね。そのまま水彩絵の具として使えそうな感じで、もったいないと思ってしまいます。
 古来から、植物や花から得られた色素を使って染物が生まれてきましたが、「自然から色をいただく」ということに深い興味を覚えます。
 染織家の志村ふくみさんの著書を読むと、藍染の場合は、大きな藍甕(あいがめ)の中で灰汁(あく)や石灰、酒などと共に発酵させるのですが、新月(細い月)のときに藍を仕込み、時を経て発酵が進む中で、満月のときに布地に染めると、非常にきれいな藍色に染まるそうです。
 そこには、月と植物(色素)、菌が呼応し合う“いのちの営み”を感じさせます。
 自然から色をいただく暮らし。
 手間暇はかかると思いますが、一度、植物を煮出して染める「草木染め」にチャレンジしてみたいと思っています。ハンカチやストールを染められたらステキですね。
 植物のやさしさを身にまとうようで、とても憧れるのです。
 自然から色をいただく。
 そこから新しい芸術の道もひらけるかもしれません。
 今日も、どうぞ、お元気で!
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