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2015年6月 8日 (月)

住民が誇りをもてる地域づくりを

【今朝のごあいさつ 〜2015年6月8日】
 おはようございます。
 昨日は、近所の長坂駅前のコミュニティ・ステーションで開催された、「しなやかな地域のつくり方 ~過去・現在・未来を見つめる対話~」というイベントに参加してきました。主催者は、北杜市に実家があり、東京で仕事をされている郷土愛にあふれた一人の女性です。
 講演者の一人は、『里山資本主義 日本経済は「安心の原理」で動く』の著者の藻谷浩介さんでした。
 朝10時半から17時までが4名による講演、その後、19時まで懇親会という、ロングロングイベントでしたが、とても中身が濃く、有意義でした。
 
 そのなかで、とてもインパクトがあったのは、ここ北杜市の住民の数が、65歳以上は増え続けているのに対して、それ以下の世代が右肩下がりで減り続けていることでした。この先もそれが続くことがデータからも予想されています。
 そんな背景から、小・中学校の統廃合問題が浮上し、私が住む長坂でも現実に実施されています。
 では、若い世代が住みたいと思える町にするにはどうすればいいか? 活力のある町づくりのためにどうしたらいいか?
 この日、観光と地域振興のアドバイザーとして活躍する山田桂一郎さんの講演のなかにヒントがありました。
 山田さんは、スイスの屈指の観光地ツェルマットに30年ほど住んで、観光ガイドやスキー教師など観光業で生計をたてる一方、近年は、たびたび来日して、日本の地方の地域振興のために一役買っている人です。
 そのツェルマットの町を挙げた取り組みがすごいんですね。
 その町からは、マッターホルンという雪を頂く美しくとがった峰が見えるんですね。それが町の象徴として、どこからでも見えるような景観づくりに努めています。
 住民が話し合って、(1)建物の高さは十数メートルまで (2)洗濯物は地下室で洗って、室内干し(観光地なので) (3)電気自動車のみ使用可 (4)地産地消(レストランの食材、電気バスなども町で生産)
 と、クリーンで美しい景観づくりを徹底して進めているのです。
 しかも、その根底には、住民が街を愛していること、すなわち郷土愛があり、自分たちのライフスタイルに自信と誇りを持っていることが素晴らしいと思いました。
 ようするに、日常と懸け離れたところで観光キャンペーンをはるのではなく、景観づくり、環境保護につながる日常の質の高いライフスタイルそのものが町の魅力の根底にあるのですね。
 私は、やはり、魅力的な町づくりのためには、広い意味での住民の満足度の向上が欠かせないし、青年や壮年の子育て真っ最中の世代が、その地に誇りと愛着を持って暮らしたいと思えるかどうかが重要だと思うのですね。
 もちろん、地産地消を進めて、地域での雇用を増やしていくことも大事です。
 ツェルマットのシンボルは、マッターホルン。では、北杜市のシンボルは? 八ヶ岳と美しく豊かな自然環境ですね。
 それらを守り、育てていく、自らも成長していけるような自然と調和した新しいライフスタイルが、今、地域づくりの根本として求められているんだな、と感じたことでした。
 これからも、そのつもりで、一歩一歩、自らの日々の生活を見直しつつ、目指す方向に歩んでいければと思います。
 今日も、どうぞ、お元気で!
 
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