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2015年7月 7日 (火)

これ、食べていいの?

【今朝のごあいさつ 〜2015年7月7日】

 おはようございます。
 今、自宅で読みかけている本がこれ、『これ、食べていいの? ハンバーガーから森のなかまでーー食をえらぶ力』です。この5月に出たばかりの新刊書です。
 食に関心のある人には、ぜひ、おすすめです。
 ブックカバーに象徴されているのですが、トウモロコシのことが結構なページを割いて紹介されています。
 読みはじめて、びっくりしたのが、通常のスーパーマーケットで取り扱う加工食品の大半に、トウモロコシが使われているという事実です。
 それを知るとスーパーが「トウモロコシ畑」に見えてくる、と著者。
 清涼飲料水も、冷凍食品も、ドーナッツやクッキー、ポテトチップスも、ぜんぶ材料にトウモロコシが使われているのですね。
 精肉にも、飼料としてトウモロコシが使われています。
 「かくれトウモロコシ」としては、次の原材料があります。
 加工デンプン、未加工デンプン、水飴、グルタミン酸ナトリウム、乳酸、結晶果糖、カラメル色素、キサンタンガム、などなど。
 どうでしょう? 食品ラベルを見て、これらの名前を見かけたことがありますでしょう。
 問題は、そんなトウモロコシが、どうやって育てられたか、なんです。
 アメリカでは、作物の収量を増やすために遺伝子組換えの作物(GMO)も使われています。
 そのトウモロコシの種は、便利ですが一代限り。それからは種はとれず、種子を売る企業から、
毎年新たな 種を買わなければなりません。そう、大手の種子会社のビジネスに取り込まれてしまうのです。
 
 何にでも使える便利なトウモロコシ。
 生産者は、利益を売るために、従来の多様な作物を育てることをやめ、どんどんトウモロコシ畑が増えることになります。多様性が失われ、単一化していくのです。昆虫や鳥などの姿も消えます。
 結果、地球上から多様な生態系が消失するのですね。
 
 本書では、食べ物が育てられている野山や農場から、どういうふうに処理され、運ばれ、人々の胃袋に収まるか、までの「食の流れ」を追って書かれたものです。
 私たちが口にする食物が、どのようにして育てられ、手元に届くのか。
 地球環境にもたらす影響は?
 今、私たちは、それらを見直す時期に来ています。
 今日も、どうぞ、お元気で!
【参考資料】
◯マイケル・ポーラン著 小梨直訳『これ、食べていいの? ハンバーガーから森のなかまでーー食をえらぶ力』(河出書房新社刊、2015年)
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